2023-06-15
不動産売却の際には物件に荷物のない空室の状態で引き渡すことが原則ですが、荷物が多く悩んでいるという方も少なくないでしょう。
荷物を残したままでも不動産売却は可能ですがトラブルが発生する恐れがあるため注意が必要です。
そこで、この記事では大阪市中央区、大阪市天王寺区、大阪市阿倍野区で不動産売却をお考えの方に向けて、残置物のある不動産の取り扱いのほか、残置物がある場合のトラブル、そして残置物のある不動産を売却する方法について解説します。
最後まで確認してご参考ください。
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一般的に不動産を売却する場合には、不動産内には私物を残さずに売主から買主に引き渡しをすることになります。
実際に不動産内に私物といった残置物がある場合には、購入希望者にマイナスの印象を与えてしまうことになります。
そういう事にならないために、不動産売却の際には残置物をきれいに処分する必要があります。
自分で残置物を処分するのが難しい場合には業者に依頼する方法もあります。
専門業者に依頼する場合はスピーディーに残置物の処分ができ、業者によっては買取をしてもらえることもあります。
処分を依頼する場合は費用がかかりますが、業者によって料金は異なるため、複数の業者に声をかけて見積もりを出してもらいましょう。
残置物には主に以下のようなものがあります。
これらの残置物の処分方法は住所地の自治体においてルールが決められていますので、まずは自治体のホームページでチェックして、不明点などは直接問い合わせて確認しましょう。
とくに粗大ゴミ、家電リサイクル法対象家電などは厳しいルールがありますので、その点も把握して処分しましょう。
一方で売主の事情で残置物の処分ができないという場合には、どのように取り扱うのか、たとえば売買することで残置物の所有権が売主から買主に移転するなどといった取り決めを、売買契約をする前に決めておく必要があります。
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前述のとおり残置物は、売主の責任で処分する必要があり、残しておくことでさまざまなトラブルが発生します。
まず、考えられるトラブルの原因は残置物は買主が処分できないことです。
不動産売却をすると不動産の所有権は買主となりますが、残置物の所有権は売主のままとなります。
そのため、買主が不動産に残っている残置物を処分したくても勝手に処分することができないのです。
どうしても売主が残置物の処分をすることが難しい場合は、売買契約の際に買主負担での処分を承諾してもらい、残置物の所有権の破棄を書面で通知しましょう。
残置物の処分を業者に依頼する際のトラブルにも注意が必要です。
残置物をすべて処分する場合は問題ないですが、一部残しておくものがある場合は、どの設備や家具などを残すのかを業者と共有しておくことが大切です。
業者ときちんと確認ができていないと残しておきたかった必要なものまで処分されてしまう恐れもあります。
このような事態を防ぐためにも依頼の際には残してほしいものの写真を撮っておいたり、リストアップして書面にしておくと良いでしょう。
ほかにも残置物のトラブルで注意したいのがエアコンの取り扱いについてです。
エアコンは残置物になるため、売主が処分するのが一般的ですが、買主が不動産購入の際にエアコンがついていると思っていた場合は、トラブルに発展する可能性があります。
エアコンは主要設備ではなく付帯設備であるため、買主に引き継ぐ必要がないからで、エアコンをどうするのかという決定権は売主にあります。
こういうトラブルを防ぐためには、事前に売主と買主の間で認識のすり合わせをして、どのようにエアコンを取り扱うのかということを決めておく必要があります。
また、エアコンを残したまま売却する際には故障のリスクがあります。
そのため、故障の可能性がある旨を事前に買主に伝えて、承諾を得たうえで残しましょう。
売買契約書にも引き渡したエアコンの故障についての責任は売主が負わないことも明記しておくと安心です。
不動産売却の際にエアコンを処分する場合でも、契約が終了するまでは外さないでおいたほうが良いでしょう。
なぜなら、内覧の際に暑さや寒さを感じてしまうといい印象をもってもらえないことがあるからです。
内覧の際に室温を適温に保つためにも売却活動がおわるまではエアコンは残しておきましょう。
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原則として残置物は売主ができるだけ処分して、売却するというのが一般的です。
売主の健康問題などで作業することに困難が伴うなどの売主の事情により、残置物をそのままで売却する場合はどのような方法で売却するのでしょうか。
おすすめの方法が不動産会社による買取です。
一般的な仲介での売却と異なり、買取は不動産会社が直接買主となります。
買取は残置物がそのまま残った状態でも可能です。
ただし、買取金額は残置物の処分にかかる費用を差し引くため、仲介よりも金額が安くなります。
一方で、買主を探す売却活動の時間が必要ないため、早期に現金化することが可能です。
確実に早く売却したいとお考えの方に買取はおすすめの方法のため、ご検討してみてはいかがでしょうか。
このように不動産会社による買取は残置物をそのままでも売却が可能な方法ですが、あくまでも売主が残置物をできる限り処分する必要があります。
自身でおこなえる残置物の処分方法にはリサイクルショップの買取やインターネットのフリーマーケットを活用するといった方法があります。
しかし、配送にかかる事務や、リサイクルショップまで持っていく手間などがかかるでしょう。
業者に処分を依頼する際には手間を省けますが、費用がかかります。
このようなメリット・デメリットをふまえたうえでご自身で処分するか業者に依頼するか検討しましょう。
また、残置物処分にあわせてハウスクリーニングやルームクリーニングをおこなうことでスムーズな売却も期待できます。
ハウスクリーニングやルームクリーニングも費用がかかりますが、おこなうことで希望額での売却できる可能性が高くなります。
不動産を清潔できれいに保つことが購買意欲を高めるためには大切なので、ハウスクリーニングやルームクリーニングが有効なのです。
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残置物とは不動産に残した私物のことをいい、不動産売却の際には処分しておくことが一般的です。
売主自身で処分が難しい場合は業者に依頼して処分したり、買主から承諾を得られれば残したままでも売却することが可能です。
残置物を残したままでも確実に早期売却したい場合には不動産会社の買取を利用をご検討ください。
スタートエステートは、大阪市中央区、大阪市天王寺区、大阪市阿倍野区内で不動産売却のサポートや買取をおこなっています。
ホームページより売却査定依頼も受け付けておりますので、不動産に関するお悩みがある場合はお気軽にお問い合わせください。
資格:任意売却士 マンションリノベーションアドバイザー
私も、不動産業界歴が早18年になります。
これまで、長年、不動産業(売買・賃貸)を続けてこれたのも、お客様からの、笑顔や感謝の賜物だと考えております。
賃貸のお客様(借主様)は基本、ご紹介やリピーター様がほとんどで信用と信頼をして頂けるような、ご応対を心がけております。
たくさんのお客様に出会い、お取引させて頂ける事を楽しみにしております。
不動産全般の対応が可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。