高額売却を狙える不動産オークションとは?メリット・デメリットも解説!

2024-12-20

高額売却を狙える不動産オークションとは?メリット・デメリットも解説!

この記事のハイライト
●不動産オークションは競売や仲介・買取とも異なる、不動産売却方法のひとつ
●オークションサイトを利用して不動産を売却するため、一般的な売却とは流れが異なる
●高額・短期売却を狙える反面、トラブルに巻き込まれるリスクもある

不動産の売却は売主にとっても一大事であり、できることならばなるべく高値かつ早期に売却したいものですよね。
売却方法としては仲介や買取が一般的ですが、それらとは違った方法で高額売却を狙えるのが「不動産オークション」です。オークションを実施することで競争心が生まれ高額売却が出来る可能性が上がります。
今回は大阪市中央区・天王寺区・阿倍野区で売却を検討されている方に向けて、不動産オークションの仕組みや流れ、仲介や買取との違いにくわえて、把握しておくべきメリット・デメリットを解説いたします。

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不動産オークションとはどんなもの?仲介や買取との違いは?

不動産オークションとはどんなもの?仲介や買取との違いは?

オークションとは、モノを売りたい売り手が買い手を幅広く集めて、その中から最高額を提示した買い手にモノを売却する方法のことです。
美術品などのオークションが有名で、裁判所が実施する競売もオークション形式のひとつです。
同様に不動産売却にもオークションがあり、インターネット上で取引されるのが特徴です。

不動産オークションの入札方式とは?

不動産オークションには、以下の2つの入札方式があります。

  • 競り上がり方式
  • ポスティング方式

「競り上がり方式」とは、売主が設定した最低売却価格から入札をスタートし、最高値で入札した方を落札者とする入札方式です。
1人が何度でも入札できるため、入札が白熱すると相場よりも高い価格で売却できる可能性もあります。
一方の「ポスティング方式」では、1人1回しか入札できず、そのなかで最高額で入札できた方が落札者となります。
こちらも同様に最低売却価格を超えなければならないため、本気で購入を考えている場合はできるだけ高額で入札する必要があります。
そのため、質の高い物件を売却する場合は、より高額で落札される可能性があるでしょう。

仲介・買取・競売との違いとは?

では不動産オークションと一般的な売買方法には、どのような違いがあるのでしょうか?
仲介・買取との違い
まず仲介や買取は不動産会社を通して取引をおこなうものですが、不動産オークションは民間企業がインターネット上で提供しているオークションサービスを通して売却をおこないます。
そのため仲介手数料は、オークションサイトの運営企業に支払う必要があります。
また仲介や買取では不動産会社がおこなってくれる売買に伴う調査や手続きも、自分でおこなわなければなりません。
しかしなかには不動産オークションのサポートやアドバイスをおこなっている不動産会社もあるため、不安な点がある場合は相談すると良いでしょう。
私たち「スタートエステート」では、ポスティング方式の不動産オークションを取り扱っております。
大阪市中央区・天王寺区・阿倍野区で不動産オークションを検討される場合は、お気軽にご相談ください。
競売との違い
競売とは裁判所が実施するもので、債務不履行などで差し押さえられた不動産をオークション形式で売却します。
しかし競売は持ち主の意志に関わらずおこなわれるうえ、売却で出た利益は持ち主には支払われません。
そのため売主の意志で自由に利用できる不動産オークションとは、その性格が大きく異なるのです。

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不動産オークションの流れとは?

不動産オークションの流れとは?

一般的に不動産オークションでは、以下の流れに沿って売却を進めていきます。

  • 不動産会社への相談・査定依頼
  • オークションサイトに掲載
  • 落札者の決定
  • 落札者と売買契約を締結

不動産オークションでは最低売却価格を設定しますが、入札を集めるために低めに設定したり、最終的な落札価格を見据えて設定する必要があります。
自ら設定することもできますが、より適正な価格で売却するためには、不動産会社へ相談と不動産価格の査定を依頼するのがおすすめです。
最低売却価格を決めたら、その他のさまざまな条件も設定し、物件情報や条件に間違いがないか念入りにチェックしてから、オークションサイトに物件を掲載します。
掲載時に指定した日時から入札が開始され、あらかじめ決められた入札方式でオークションが進められます。
競り上がり方式、ポスティング方式のいずれの場合でも、最高額で入札した方が優先交渉権を得て、条件などにとくに問題がなければそのまま落札者となります。
落札者が決まったら、基本的には個人対個人で売買契約を結ぶことになりますが、場合によっては不動産会社を仲介して売買契約を結ぶことも可能です。
売買契約の後は、一般的な売買と同様の流れで、ローンの審査や決済、引き渡しへと進んでいきます。

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不動産オークションのメリット・デメリットとは?

不動産オークションのメリット・デメリットとは?

以上のように、不動産オークションには一般的な売却とは異なるポイントが数多くあります。
メリット・デメリットにも特色があるため、不動産オークションでの売却を検討する場合はあらかじめ把握しておきましょう。

不動産オークションのメリット

売却方法として不動産オークションを選ぶメリットには、主に以下の3つが挙げられます。

  • 高額売却が期待できる
  • 短期間での売却が期待できる
  • 幅広い層に宣伝できる

不動産売買では売り手側が値下げ依頼などに応じることが多く、基本的には買い手が有利な取引になっています。
しかし不動産オークションでは最高値で落札した方に売却できるため、売り手に有利です。
高額入札を誘発できれば相場以上の高額で売却できるケースもあり、より高い価格で売却したい場合に向いているといえるでしょう。
また短期間での売却が期待できるのも、メリットのひとつです。
仲介での売却では買い手がいつ現れるかわからず、売却までにどれくらいの期間がかかるのか、見通しが立たないことも多いです。
一方で、不動産オークションではあらかじめ期限を決めて入札をおこなうため、最低売却価格を超える入札者さえ現れれば、短期間で不動産を売却できます。
くわえてインターネットに掲載して入札者を募集するため、仲介や買取だけで売却を進めるよりも、より広い範囲に宣伝できるのも特徴です。

不動産オークションのデメリット

以上のようなメリットとは反対に、不動産オークションには以下の3つのような大きなデメリットも存在します。

  • 入札者が現れない可能性もある
  • 期待した入札価格になるとは限らない
  • トラブルに巻き込まれる可能性がある

不動産オークションが成立するには、最低でも1人以上の最低売却価格を超える入札者が現れる必要があります。
しかし実際には入札者が1人も現れないケースも珍しくなく、オークションが成立しない場合があります。
また入札者が現れたとしても、期待した入札価格で落札されるとは限りません。
それぞれの入札者が希望額を入札していくため、思ったよりも入札価格が上がらず、最終的な入札額がかなり低くなってしまう可能性があります。
だからといって最低売却価格を高く設定すると、今度は入札者が現れなくなることも考えられます。
さらに不動産会社を仲介せずに取引をおこなうことも多いため、トラブルに巻き込まれる可能性も高いです。
たとえば落札後に無断でキャンセルされるケースや、買い手が価格以外の条件を十分に理解しておらずクレームになるケースが考えられます。

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まとめ

不動産オークションとはオークション形式で落札者を決定する、不動産売却方法のひとつです。
一般的な売却とは異なって売り手が有利な仕組みになっているため、高額・短期売却を狙えるのが特徴です。
しかし期待どおりの価格や期間で売れない可能性や、トラブルにつながる危険性もはらんでいます。
利用を検討する場合は、不動産オークションでの売却が希望する条件に合っているかを検証するだけでなく、信頼できる不動産会社に相談することも重要です。
私たち「スタートエステート」では大阪市中央区・天王寺区・阿倍野区で、ポスティング方式での不動産オークションをサポートしております。とくに、中央区の天満橋エリア・天王寺区の上本町エリアや阿倍野区再開発エリア・西区の堀江新町エリア等は高値で取引されておりますので、ご参考下さいませ。
不動産オークションを利用したいけど不安がある、なるべくトラブルを避けたいとお考えの方は、お気軽にご相談下さいませ。

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井澗政史

資格:宅地建物取引士 マンションリノベーションアドバイザー 任意売却士

私は、独創的な切り口、様々な角度からの視点でプラスアルファのご提案を心がけております。
不動産業務歴20年以上の経験と実績を踏まえ、
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