2023-02-01
不動産売却時にリフォームをおこなうと、高値で売却しやすいなどのメリットがあります。
しかし、結果的に損してしまうこともあるので、基本的にはリフォームせずに売り出すのがおすすめです。
今回はリフォームしてから不動産を売却するメリットとデメリット、リフォームが必要なケースやしない場合の売却のコツを解説します。
大阪市中央区や大阪市天王寺区、大阪市阿倍野区で不動産売却(区分マンションの買取)をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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まずは、リフォームしてから不動産売却するメリットとデメリットをご紹介します。
メリットとしてまず挙げられるのが、見た目の印象が良くなることです。
リフォームによって室内が綺麗になれば、不動産売却が有利になる可能性があります。
中古物件の場合、内覧時の印象が購入の可否を決めるといっても過言ではありません。
そのため「ここに住みたい」と思えない場合、いくら価格が魅力的でも、購入には至らないでしょう。
築年数が経過していたり、見た目の印象が悪かったりする場合は、リフォームすると早期売却が見込めます。
買主がすぐに引っ越しできるのも、リフォームしてから不動産売却するメリットです。
中古物件を検討する買主の多くは、購入後にリフォームすることを前提としています。
しかし、引き渡し後に着工となるため、引っ越しできるまでに時間がかかるのがデメリットです。
リフォーム済みであればすぐに引っ越しできるので、すぐに新生活を始めたい方に売却しやすくなります。
物件の費用とリフォームの費用、どちらもローンを組む場合は手続きに手間がかかります。
リフォーム済みなら住宅ローンだけで済み、融資の手続きが簡単になるのがメリットです。
デメリットとしてまず挙げられるのが、リフォーム費用を回収しにくいところです。
たとえば、300万円をかけてリフォームしたとしても、300万円をそのまま売却価格に上乗せするのは難しいといえます。
リフォームは原状回復工事の意味合いが大きいため、上乗せすると割高な印象を与えてしまうからです。
中古物件の魅力である「安さ」が失われてしまい、スムーズに売却できない可能性があります。
リフォームしてから不動産売却する場合、リフォーム内容が万人受けするとは限らないこともデメリットです。
ご自身が素敵だなと思った工事内容でも、買主の趣味と必ずしも合うとは限りません。
そのため、リフォームを前提に中古物件を探している買主にとって、不要なリフォームになる可能性があります。
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続いて、不動産売却時にリフォームが必要なケースとその価格相場をご紹介します。
重要な設備が壊れている場合、一般的には不動産売却時にリフォームが必要です。
換気扇や給湯器など生活するうえで欠かせない設備が壊れていると、買主側で修理をおこなう必要があります。
費用面や工期などがネックになり、候補から外されてしまう可能性も否めません。
そのため、重要な設備が壊れている場合は、リフォームしてから不動産売却すると良いでしょう。
見た目の印象があまりにも悪い場合は、リフォームが必要といえます。
たとえば外観の汚れやコケが目立っていたり、壁や床の劣化が激しかったりするケースです。
先述したとおり、内覧時の印象が大切なので、見た目の印象があまりにも悪いと購入に至らない可能性があります。
第一印象がマイナスになってしまいそうな場合は、リフォームが必要といえるでしょう。
不動産売却時にフルリフォームを実施する場合の費用相場は400万円ほどです。
ただし、設備のグレードなど工事の内容によって異なります。
フルリフォームする際の、相場価格は下記のとおりです。
先述したとおり、リフォーム費用を売却価格に上乗せするのは難しいです。
たくさんのお金をかけて綺麗に仕上げたとしても、売却できなければ価格を下げざるを得ません。
そのため、リフォームが必要であれば100万円以内に抑えると良いでしょう。
また、優先順位を付けて部分リフォームするのも効果的です。
劣化が目立つところや壊れているところをリフォームするだけで、見た目の印象も変わります。
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最後に、リフォームしない場合の不動産売却のコツをご紹介します。
不動産売却時にリフォームしない場合、ハウスクリーニングをおこなうのがおすすめです。
専用の洗剤や道具を使ってクリーニングしてくれるので、見た目の印象が良くなります。
水垢やカビなどが目立ちやすい水回りも、プロの手によってピカピカに仕上がるでしょう。
リフォームしない場合は、ホームインスペクションの実施もご検討ください。
ホームインスペクションとは雨漏りやシロアリ被害の有無などを専門家がチェックし、修繕が必要な場所をアドバイスしてくれるものです。
物件の健康診断のようなもので、一般的には中古物件を不動産売却する際に実施します。
ホームインスペクション済みの物件であれば、買主は安心して購入することが可能です。
ご自身にとっては早期売却が見込め、双方にメリットがあるサービスといえます。
費用がかかりますが、その分希望に近い価格で売却できる可能性があるでしょう。
不動産売却時にリフォームしない場合は、最低限の清潔感を保つことも大切です。
不用品がある場合は処分し、可能な範囲で片付けや掃除をしておきます。
内覧者が不快に思わないような空間をつくることがポイントです。
リフォームしない分、修繕できるところはご自身で直しておくと良いでしょう。
たとえば壁や床に穴や傷がある場合、補修キットなどを使って目立たなくすることが可能です。
収納スペースの蝶番が緩くなっている場合は、締め直しておくと良いでしょう。
不動産売却時にリフォームしない場合でも、簡易的に修繕しておけば、良い印象を持ってもらえるかもしれません。
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リフォームしてから不動産を売却するメリットとデメリット、必要なケースやしない場合の売却のコツを解説しました。
リフォームをしない場合、最低限の修繕をおこなったり清潔感を保ったりするのが、早期売却のコツです。
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